他人からの期待が剥げ落ちる20代後半との向き合い方

他人からの期待が剥げ落ちる20代後半との向き合い方

#16:2023年6月7日発行

2023/6/7

おはようございます。今週もニュースレターをお送りします。

20代後半は他人からの期待が剥げ落ちる

クリエイターに限らずかもしれませんが、20代後半というのは焦燥感を覚えやすい時期でしょう。
僕は、人に限らず、何かが評価されるときには「実力 × 期待」という掛け合わせの要素があると思っています。そして、20代後半に特有の事象として、その人への「期待」が落ちはじめるという現象があると思います。
これはあくまでも感覚かつ一般平均的にという話なので、例外はいくらでもありますが、一般的に20代後半から30代前半くらいにかけて、「期待」によるブーストが剥げ落ちていって、最終的には実力と等倍で評価されるようになる感覚があります。簡単にいうと、他人からの評価が「ポテンシャルが無限の若者」から「可能性の限られた大人」になっていくということです。
例えば、ある人が20歳のときに「実力2 × 期待10 = 評価20」だったとして、実力が変わらなければ、30歳のときには「実力2 × 期待5 = 評価10」と評価が下がってしまいます。実際は実力が上がっていくことが多いので、「実力4 × 期待5 = 評価20」のようになることが多いと思います。しかし、20歳から30歳にかけて、評価が20のままで止まっています。そのため、20代後半には、実力は上がっているはずなのに、前に進めていない気がして焦燥感を覚えてしまうということです。

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