日常の中でクリエイティブな活動を続けるためには、時間や気力といったリソースを確保することが必要不可欠です。
クリエイティブな活動が本業の人は、当然ながらそれらのリソースが確保されていると思いますが、本業とは別にクリエイターもしているという人の中には、時間や気力の確保に失敗して活動が進まない方もいらっしゃるかと思います。
そこで今日は、時間や気力を確保することについて書いてみたいと思います。
iPhoneでツイッターを触るのをやめた
僕は最近、iPhoneでツイッターを触ることを完全にやめました。
もともとツイッターのアプリはiPhoneから消していましたが、ブラウザではツイッターにログインした状態になっていたので、ブラウザでチラチラとツイッターを見ているという状態でした。これもログアウトして、今はiPhoneではブラウザでツイッターを見ることもしていません。PCからインターネットを触るときのみ、ツイッターにアクセスしています。
また、PCでもツイッターのトレンド欄にいろいろ出てくると気が散るので、自分の地域をアフガニスタンに設定して、なるべく読めないアフガニスタン文字がトレンド欄に表示されるように些細な抵抗をしていますが、ツイッターは僕が日本にいることを理解しているようです(笑)
他にもiPhoneからいろんなアプリを消しました。YouTube、YouTube Studio、Spotify for Artist、Apple Music for Artist。ツイッターも含めて、これらは全てちょっとした時間にチラチラと見ていたものであり、中毒になっているなと感じたのが今回これらのアプリを消去した理由です。
ツイッターやYouTubeは、世界最高峰のメディア媒体なので本当にプロダクトの作りが上手くて、チラッと開いたところから、気になってしまうコンテンツに誘導されて時間を浪費することが頻繁にあります。
また、YouTube StudioやSpotify for Artist、Apple Music for Artistも、数値を確認したり分析することは重要であるものの、今の自分にとっては弊害の方が大きいと考えて、iPhoneからはアプリを消去するという判断に至りました。
中毒になる仕組みと断ち切り方
人が何かにハマるとき、裏側には仕組みがあります。
2014年に和訳版が発売された『Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール』という素晴らしい本があり、僕は今でもこの本で説明されていることをプロダクトデザイン関連の仕事をするときには使いまくっているのですが、その中でも体感で最も効果が高いと思っているのが「人間の採取本能に訴えることで中毒性を生み出す仕掛け」です。